2022年度「Swallow Pick」(スワローピック)前期活動報告

2022.08.31

地域課題解決プロジェクトのひとつである Regional Project Work (RPW) 科目「Swallow Pick」では、家庭の事情等で塾に通えない児童・生徒に勉強を教えることを中心に沼田市及びみなかみ町の2会場で活動を行っています。現在16名のメンバーが交代で学習サポートを行っていますが、年齢の近い大学生が子どもたちと関わることで、生活や学校、進路の悩みの相談などにのるというようなこともあります。

以下、学生の声を紹介します。
2022年度は新しく加入したメンバーが多く、みんなで一緒にチームをつくるという目標のもと始まり、前期は主に現地での学習支援、イベントの企画、先生方からの講義を中心に活動を行いました。

学習支援
新メンバーからは、学習支援は素直な子どもの反応が返ってくるからやる気につながる、教えることの難しさを感じた、コミュニケーション能力がついたなどの声がありました。もっと力をつけるためにも、後期はスキルアップに取り組んでいきたいと思います。

イベント企画
現地の児童・生徒を大学に案内し、1日だけ大学生を体験するというイベントを考えました。大学について知ることで、将来の進路選択におけるイメージが明確になるのではないかと思い企画しました。コロナウイルス感染拡大の影響で延期となってしまいましたが、後期にリベンジしたいと思っています。

先生方からの講義
担当教員からは聞き上手になるための心構えとテクニックについて講義していただきました。メンバーとのディスカッションを通して、自分の考えが深まりました。また実際の現場で使える知識がたくさんあるので、これから意識して取り入れていきたいと思います。

大森学長にはジェンダーの視点で考える児童生徒との関わりについて講義してもらいました。思春期を迎え、不安や葛藤を抱えながら試行錯誤して自分の生き方を探している子どもたちを相手に、まず私たちが多様性を尊重し、ひとりひとりを大切することが大切だと感じました。

後期は、団体としてのチームワークを高めながら、教授法や精神サポートのスキルアップに取り組み、子どもたちにとって安心できる居場所づくりができればと思い活動していきたいと思っています。

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