2024年度「自然体験支援応援隊」を実施しました

2024.08.20

本学の学生が企画・運営をする小学生向け自然体験プログラム「自然体験支援応援隊」が2024年8月10、11日の2日間にわたって行われました。

前橋市内の小学3年生以上の児童を対象とした赤城山での自然体験活動プログラムを、学生が前期の約4か月間をかけて計画を練り夏休みに実施する授業で、例年、前橋市児童文化センターと共催で行っています。地域の人々、児童との交流を通じて、地域の人材としての自覚を促し、実行力ややり抜く力、主体的に判断して動く態度などを身につけることがねらいです。

本年度は「カレー!クイズ!クラフト! In Akagi」と銘打って、国立赤城青少年交流の家での野外炊飯(カレー作り)、SUBARUふれあいの森 赤城の中で行うクイズウォーク、赤城木の家での木工クラフトの3つをメインに活動しました。日ごろ扱うことの少ない包丁や火、グルーガンを使ったり、変化に富んだ山道を歩くといった、小学生にとってのちょっとした「挑戦」も大きな事故なく終えることができました。

児童たちは始めこそ緊張していた様子でしたが、次第に笑顔が増え、2日目が終わるころにはすっかりみんな“お友達”に。前橋児童文化センターでの閉会式の後、「来年もまた来ようね」と約束したり、仲良くなった大学生に名残惜しそうに手を振っていた姿が印象的でした。

自然についての多くの学びを得られることはもちろんのこと、初めて会った人や歳の離れた人と協力して楽しく過ごす経験を得るというのも、この「自然体験支援応援隊」の醍醐味です。この2日間が小学生と大学生、お互いに学びあえる充実したものであったことを願っています。

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