2024年度「取材型地域企業研究」の成果報告会を行いました

2024.08.28

地元企業の経営者や社員の方へのインタビューを通して、企業コンサルティングの手法を学ぶ授業「取材型地域企業研究」。取材で得たことや学んだことを、協力してくださった企業の皆様の前で報告する成果報告会が8月21日に行われました。

この授業では、座学で企業の経済活動や社会との関わり、コミュニケーションやインタビューの手法などを学んだ上で、取材対象である企業のことを調査し、質問をまとめ、7月中旬からに取材に臨みます。さらに本年度は、教育連携協定を結んでいるものづくり大学教養教育センター教授でドラッカー学会共同代表の井坂康志先生をゲスト講師にお招きし、プロのコンサルタントが企業と向き合う際の着眼点や心構えなどを教えていただきました。

取材時はとても緊張していた学生たちでしたが、発表の際は堂々とした姿を見せてくれました。会社のこと、社会のこと、働くとはどういうことなのか、人生の哲学、学生時代にしておくべきこと…など、様々なことについて経営者の方と膝を来合せてじっくりと話を聞く経験が、学生たちを一つ大きくしてくれたのかもしれません。発表のまとめとして 「仕事も信頼と関係が大切なんだと知った」「自分と向き合うこと、学び続けることの大切さがわかった」と話していたことも成長を感じさせました。

後半に行われた意見交換では、経営者の方からフィードバックやお褒めの言葉をいただくことができました。新しい製品のアイデアやSNSの活用などの提案にも、熱心に耳を傾けてくださり学生たちも自信を付けたことと思います。

お忙しい中、本授業へご協力くださいました株式会社エスティビー様、合同会社gift様、マルシン産業株式会社様、株式会社中島様の4社の皆様に、心からの感謝を申し上げます。

 

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