2024年度「共愛COCO」前期活動報告

2024.09.18

「共愛 COCO」は、Regional Project Work(地域課題解決プロジェクト)として 2015 年に発足した学生プロジェクト科目です。群馬県最北端に位置するみなかみ町をフィールドに、中山間地域で生活をする集落住民の方々への支援をメインに活動しています。今年度 10 年目を迎え、現在のメンバーは約 60 人です。地域を理解し、体験することにより、地域活性化の重要性や地域リーダーのマインドを学ぶことを主な目標としています。代表学生による 2024 年度前期活動報告をご紹介いたします。

【活動内容】
・定例ミーティング
・みまもり隊
・各プロジェクトの運営
・マルシェ出店(前橋レンガ蔵マルシェ)
・MED ぐんま 2024 プレゼンター
・花植え
・藤原湖マラソン(ランナー/給水スタッフとしての参加)
・みなかみ 3ダム春の点検大放流 イベントスタッフ
・NPO教育支援協会北関東様 対談
・シャロン祭出店に向け、みなかみ町のりんご農家様との打ち合わせ
・行政との勉強会(みなかみ町役場様/みなかみ町観光協会様)
・ぐんま未来基金 採択
・谷川岳モニターツアー
・諏訪神社例大祭獅子舞奉納 鑑賞
・夏合宿
・New Acoustic Camp2024 ボランティアスタッフ

今年度の課外活動は、みなかみ町藤原地区平出集落の住民の方々への支援を行うみまもり隊を軸に、同集落で 5 年ぶりの開催となる獅子舞奉納の鑑賞や、昨年度に引き続き観光協会主催のダム放流イベント、また今年度初参加であった谷川岳モニターツアー、音楽イベント(New Acoustic Camp2024)のボランティアスタッフなどの観光事業に多く携わらせていただきました。

みまもり隊では同町役場から依頼されている花植え事業のお手伝いを行い、耕作放棄地の再利用と景観保護の役割を担いました。余った花は住民の方々に配り、そこでたくさんのコミュニケーションを取ることができました。

MED ぐんま 2024 では代表者 2 名が共愛 COCO の持続可能性と同町ユネスコエコパークの重要性について約 15 分間のプレゼンテーションを行いました。さらに、プレゼンテーションだけではなくブースにも出展し、共愛COCOの活動を発信するとともに、様々な活動をされている方とも交流することができました。

昨年度に引き続き参加した「みなかみ 3 ダム春の点検大放流」では、同町観光協会の出展ブースの手伝い、交通整理や参加者の誘導、また質問対応などイベント運営に欠かすことのできない役割を担うとともに、町の観光資源であるダムの魅力に触れることができました。

観光協会主催の谷川岳モニターツアーのイベントでは、谷川岳山岳ガイドの方や環境省自然保護官の方、町職員の方々とともに土合駅から湯檜曽公園までのゴミ拾いを行い、分別、集計し、ゴミが捨てられる背景について考察しました。その後、環境保護に対する意識を高めるディスカッションを行い、有識者の方からフィードバックをいただきました。

夏合宿ではみなかみ町の代表的なアクティビティであるラフティングを楽しむなど、みなかみ町の自然の豊かさやそれを用いた遊びの面白さを知ることができたとともにに、メンバーとの仲も深めることができました。

また、本年度はNPO教育支援協会北関東様から、“子供たちに向けた教育イベントを協同で企画してみませんか”とお声がけいただきました。後期にイベントを開催できるように現在調整を重ねています。

後期も引き続きみまもり隊活動を中心に、地域の人々との繋がりを強められるように活動していきたいと思います。

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