2024年度「スワローピック」前期活動報告
2024.09.24
2024年度はメンバーがガラリと変わり、4年生1名、3年生5名、2年生1名、1年生5名の計12名になりました。前期は主にチームビルディングを意識した活動を多く行いました。メンター(2年目以上の学生)は全員に役割が与えられ、自分の役割を果たしながら「団体のために」を考えながら活動をしました。また、毎週土曜日の学習支援や講義もいくつか行いました。
【アイスブレイク】
4月には全員で自己紹介ウソ・ホントゲームを行い、一人一人の趣味や特技、好きなものなどを知って仲を深めることができました。また、支援先の子どもから教わったブラジルのゲームなどを取り入れて楽しみました。そしてアイスブレイクの一環として、「宿題は必要か」というお題について2つのチームに分かれてディベートを行いました。ただ自分の意見を述べるだけではなく説得力ある言葉を仲間や相手に伝える練習となりました。
【学習支援】
昨年度までは支援会場が2つでしたが、今年度は伊勢崎市にある子ども日本語教室・未来塾での学習支援を行いました。外国にルーツを持つ子どもたちに日本語や宿題の支援をしています。最初は恥ずかしくてあまりコミュニケーションを取れていなかった児童が、回を重ねるうちに自ら話しかけてくれたり、楽しく勉強ができるようになるなど大きな成長を見ることができました。また、一学期最後の支援日には、私たち学生の企画で日本の遊びを体験してもらったり、児童が考案した計算大会などを行い、児童だけでなく大学生も一緒に楽しむことができました。
【講演会】
前期は主に2つの講演会を行いました。1つ目は伊勢崎会場の代表の方による講演会です。実際にいる児童を想定した支援の方法や、支援団体の在り方について学ぶことができました。2つ目は、八桁先生による外国籍の児童に対する支援のあり方について講義していただきました。この講義ではロールプレイなども取り入れられていて、外国籍の子どもの気持ちを理解するとともに、どんな支援が必要なのか体験しながら学ぶことができました。
後期は前期より更に一人一人がパワーアップし、団体の目標である「児童にとっても大学生にとっても居場所であること」を達成できるよう、12名で力を合わせてよりよい団体にしていきたいです。